ヘンチキは1862年南オーストラリア州のパイオニアであるクリスチャン・ヘンチキがキーントンに小さなブドウ園を開いたことから始まりました。最高の条件が揃った畑、革新的な精神、ハンドメイドなワイン造りへの情熱など、ヘンチキ家のワインへの真摯な姿勢は世代を超えて受け継がれており、多くの人の尊敬を集めています。今日では5代目のステファン・ヘンチキと妻のプルーがワイナリーを引き継いでおり、近年次の世代もワイン造りに携わり始めています。
世界中で愛されるヘンチキの名声はそのクオリティの高さに裏付けされたものです。ワイナリーは様々なワインをリリースしていますが、特に単一畑にこだわってワイン生産しております。中でもヒル・オブ・グレースとマウント・エーデルストーンの二つのワインは世界中で高く評価され、オーストラリアのカルトワインと称賛されています。
ヒル・オブ・グレースの畑は150年以上の樹齢を誇り世界最古とも言えます。所有畑は実に105haに及び、イーデン・ヴァレー、バロッサ・ヴァレーにアデレード・ヒルズなど、ビオディナミやオーガニックの栽培を施しています。ブドウやワインをできるだけ優しく、人的介入を抑えて扱うことで、驚くべき純度の果実味が表現されます。ヨーロッパの伝統的なワインの造り方を踏襲しているステファンは、次の世代にそのバトンを渡そうとしています。
ヘンチキは1950年代に羊毛店をキーントンで営んでいました。現在はその建物がセラードアとして使用されており1860年代に1代目のワインメーカー、ヨハン・クリスティアン・ヘンチキにより建てられた納屋の石壁が残っています。これらの建造物はヘンチキの150年にわたる輝かしい歴史のオマージュでもあります。
本日のゲスト:Craig Hadden(クレイグ・ハッデン)
Craig Hadden氏は現在、Hill-Smith Family EstatesのGeneral Manager Sales – Asia Pacificとして、アジア・太平洋地域におけるセールスを統括しています。1992年のヴィンテージからYalumbaに加わり、1993年に正式入社。セールスマネジメントや国際営業など様々な役職を経て、2022年初頭に現在の役職に就任し、アジア・太平洋地域におけるブランドのさらなる発展に携わっています。
ヘンチキを知るためのキーワード(生産者公式資料より)
1841年頃、ヨハン・クリスチャン・ヘンチキがシレジアから南オーストラリアに入植し、1862年にキーントンでワイン造りを開始。4代目シリル・ヘンチキ(1924〜1979)は古樹・単一畑・品種名表示ワインの先駆者で、1952年にマウント・エーデルストーン、1958年にヒル・オブ・グレースを初めて単一畑ワインとして瓶詰めしました。5代目ステファン(醸造)と妻プルー(栽培)は1980年代から有機・ビオディナミ栽培への転換を進め、6代目ヨハンとジャスティンも参画しています。ヒル・オブ・グレースとマウント・エーデルストーンはラングトンズ・クラシフィケーション第8版(2023年)で最上位「First Classified」に格付け。ヒル・オブ・グレースの畑は2021年「Old Vineyard of the Year」を受賞。単一畑シリーズ(ヒル・オブ・グレース、マウント・エーデルストーン、シリル・ヘンチキ、ザ・ウィールライト)は毎年5月に世界同時リリースされます。
ヘンチキ / ジュリアス・リースリング 2025
¥9,350 オンラインストア:Henschke / Julius Riesling 2025 商品ページ

生産国/Nation: オーストラリア/Australia 地域/Region: エデン・ヴァレー/Eden Valley
≪品種/Varieties≫ リースリング 100%
≪醸造/Technical Facts≫ タンク発酵後、果実味を残すためにすぐに瓶詰め。公式2025年テイスティングノートでは、有機・ビオディナミ管理の自社エデン・ヴァレー畑と地区内の選抜畑(砂質ローム、下層は礫と岩盤)から2025年2月24〜27日に収穫。樽不使用。アルコール11.7%、pH 2.92、酸7.39g/L。「Excellent vintage、20年以上の熟成」。
≪詳細/Details≫ 淡い麦わら色で、鮮烈なプルメリアの花が香り、さらに白いバラの花びらやシトラスの花、ライムの皮にミネラル、そしてほのかに緑胡椒が香ります。味わいは凝縮した甘いライムに新鮮な酸味がバランスをもたせ、余韻は長くしっかりとしたミネラル感を楽しめるフィニッシュです。公式ノートでは、オレンジの花、フランジパニ、ライムの皮にエルダーフラワー、白バラ、カモミール。フィンガーライム、白桃、ピンクグレープフルーツ、レモン、ムスクの味わいに、純粋なミネラルと張りのある酸が長く集中したフィニッシュへ。