2026年9月12日 「レバノンのアイコン生産者来日!!」Ch. Musar 来日ディナー

内容

Château Musar(シャトー・ミュザール)

昔から続く伝統を守り続けるシャトー・ミュザールは、1930年にガストン・ホシャールにより設立されました。ガストンはレバノンの6000年続くワイン造りの歴史、ボルドーを訪問した折に多くの刺激を受け、ワイナリーを興すことを決意しました。ガストンの長男であるセルジュは1959年にシャトーのワインメーカーとなり、今日ではセルジュの2人の息子、ガストンとマルクが、生産全体を管轄しています。

ワイナリーは、ベイルートから24km北上したガジーという村に位置しており、18世紀に建てられた城が地中海を見下ろしています。畑はベイルートの東の山々、肥沃で日照に恵まれたベッカー・ヴァレーに位置しています。1,000mもの高地に位置する畑は、夜は厳しく冷え込み、ブドウの熟成に重要な要素をもたらします。設立当初からオーガニック栽培(レバノンにおいて最初にオーガニック認証を取得したパイオニアワイナリーでもあります。)を実践し、全てのシャトー・ミュザールのワインはナチュラルな製法で造られ、人的介入を最小限に抑えたワインメイキングを信条としています。驚くほどに複雑で、ソムリエやコレクターの間で探し求められているワイン。これらすべてのワインは樽で3年間熟成された後、リリースまで更に4年間熟成されます。

シャトー・ミュザールの物語はレバノンの内戦(1975-1990)なしには語れません。ホシャール家は内戦の20年間中も、根気強くワイン造りを続けました。このような逆境にも負けず、ワインが造れなかったのは2ヴィンテージのみ。セルジュ・ホシャールは1984年デキャンタ誌において、内戦の憂き目にあう中で見事なクオリティのワインを造り出した生産者としてイギリスの'デキャンタ'誌にて見事に「マン・オブ・ザ・イヤー」に輝き脚光を浴びました。

本日のゲスト:Marc Hochar(マーク・ホシャール)

マーク・ホシャールはホシャール家の3代目です。ワインへの情熱は常に持っていましたが、投資銀行業務と資産運用の仕事に20年携わり、2010年よりワイナリーで働き始めました。シャトー・ミュザールの取締役であり、海外市場のセールス、マーケティング、財務を担当しています。イギリスに住むラルフ、1990年代よりワイナリーの経営に携わっているガストンの二人の従兄弟と共に、レバノンのパイオニアとして1930年より祖父が始めた繊細かつ長命なファイン・ワイン造りを今に受け継いでいます。

ミュザールの熟成サイクル(生産者公式資料より)

ミュザール・レッド:コンクリートタンクで天然酵母により発酵 → 収穫6ヶ月後にヌヴェール産フレンチオーク樽で12ヶ月熟成 → 収穫2年後にブレンド → 3年目末に無清澄・無濾過で瓶詰め → 瓶で3〜4年熟成 → 収穫7年後にリリース。 ミュザール・ホワイト:ヌヴェール産樽で6〜9ヶ月発酵 → 1年目末にブレンド・瓶詰め → ガジールのセラーで6年熟成 → 収穫7年後にリリース。 ミュザール・ジュンヌ:2007年発表の若木レンジ。樽を使わず、収穫翌年にリリース。 ※ 15年を超えるヴィンテージは澱(クラスト)が生じるため、生産者は二又オープナー(プロング)の使用と、抜栓後数時間の「呼吸時間」を推奨。古いミュザールは赤白ともにセラー温度(約15℃)で。


Chateau Musar / Musar Jeune White 2020

シャトー・ミュザール / ミュザール・ジュンヌ・ホワイト 2020

¥4,400

オンラインストア:Chateau Musar / Musar Jeune White 2020 商品ページ

Musar Jeune White 2020

生産国/Nation: レバノン/Lebanon 地域/Region: ベッカー・ヴァレー/Bekaa Valley

≪品種/Varieties≫ ヴィオニエ 40% ヴェルメンティーノ 30% シャルドネ 30%

≪醸造/Technical Facts≫ ステンレスタンクで数ヶ月発酵・熟成。生産者公式の2020年ノートによれば、フレッシュさと品種の個性を保つため19〜21℃のステンレスタンクで発酵、ブレンド後に冷却安定化を行い、2021年3月に瓶詰め。樽は使用しません。シャルドネとヴェルメンティーノは石灰岩土壌、ヴィオニエはシルト質土壌の畑で、いずれも標高約1,000m。アルコール13%。